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2024年08月05日 [アカデミック]

夏休みの研究

夏のキャンバス
あっという間に8月に入ってしまいました。関東育ちとしては、7月20日頃から夏休みに入り、8月下旬に溜っていた宿題を片付けた若気の至りを思い起こします。

子どもの頃の夏休みの宿題といえば、漢字の書き取り、数学ドリル、絵日記に読書感想文。そして自由研究。
自由研究分は毎回工作しかした記憶しかないなと、感慨にふけります。
今にして思えば、工作以外にも色々研究ができたなと思いつつ、当時の宿題の目的が理解できていなかった自分に言い訳と、担任への恨み節を少々述べました。

自分と他人とで、知識にどの程度の差があるのか。
自分の思い付きが、過去に議論されているのか、新しい切り口なのか。
社会人になって、チームで仕事をするとき、迷い事も多いと思います。

また特に子供の時分は、他人の理解度が理解できていませんでした。多人数を担当している教員の苦労もわかりますが、子ども扱いがひどく、感じで言えば幼稚園児レベルの指示。今にして思えば、しっかりとした理由を教えてくれたら良かったのに!、と思いつつ、何も行動を起こさず周りに流されていたので、大概だなと懐かしむ思いです。


高校生以降になれば、多くの人は何に時間を割けばよいのか。自ら判断できるようになると思います。
活動内容に関しては指導があると思いますが、各自が目標の設定や、何に時間を割くのかは、大人は口を出さない方かよいのだと思っています。
受験勉強、大会を目指した部活動、自分の趣味に没頭、新たな分野への挑戦。若い学生を見ていると、無為に過ごした自分と対比してのうらやましさと、頑張ってほしいのでエールを送りたいなど、温かい気持ちで見守ってあげたく思います。


大学3年生にもなると、自分がどの様な研究を行いたいか、固まってくると思います。
夏休みには講義がないので、学生が手持ち無沙汰になるところは幾度も目にしてきました。
一方教授などは、通常も忙しいですが、夏休み期間には学会なども複数日程が被って、さぞ忙しいだろうなと知り合いをみながら感じ入るばかりです。


この学生と教授のニーズを同時に叶える方法の一つを紹介します。
論文と参考文献として紐づけされた資料の整理、専門書の紹介、業界動向の調査。は、いかがでしょうか?
気にはなっている技術や著書論文、イベント。それらを教え子たちに割り振り、レポートや口頭で報告をしてもらいます。
ある程度の実力がある学生でも、世の中に何があるのかを知らない事から、調べられないことが多いように感じます。
学生にリサーチ力をつけ、知識をつけてもらい、有能な情報源として育成してみてはいかがでしょうか。


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