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[アカデミック]

2024年06月10日

オンライン授業

オンライン授業のイメージ コロナ禍で、人との接触機会を極力減らす期間がありました。5年目に入り、with コロナが定着し、程よいディスタンスが保たれているように感じます。
大人からすれば、3年間とは人生の一部と諦めがつくかと思いますが、成長期である子どもや学生にとっては、貴重な時間を奪われたと、心が痛む思いです。
中学・高校時代。すべてがコロナによる自粛生活にて、制服を着なかったとかの話を聞いたような気がしました。

ITの進歩のおかげか、大学等ではオンライン授業が積極的に取り入れられた事例もあったようです。
オンライン授業ならではの工夫を凝らした授業が行われたり、放送大学をリアルタイム版にしただけの様なものもあったらしく、ITリテラシーや教授・講師の対応能力が顕著に表れたような気がしました。

オンライン授業故、恥ずかしがりやが質問できなかった学生が、チャットで質問ができた。ITを活用していれば旧来の授業でもできたと思いますが、強制的にオンライン授業に移行したことによって、実証されやすくなったのかも。と興味深く観察しております。

オンラインと対面(オフライン)。両方ともメリット・デメリットがあります。よって、その特性を活かすためには、ただ単にプラットフォームを変更するだけではだめだということです。
対面授業・講義で、プレゼンテーションソフトを利用したもの。中級以上の講師なら、受講者の反応を見ながら内容を調整していけます。オンラインの場合は、特に大勢の場合、顔色の把握は難しいものです。
個人的に、優良なウェビナーを実施できる人には頭が下がります(ちなみに、今まで優良と思ったことはなかったり)。

ソフトウェアの授業・講義であれば、答えを見せること、サーバ経由で環境を見ることができるので、オンラインでも質を保つのも不可能ではありません。
一方ハードウェア開発などの場合は、厳しかったりします。顕著な例としては、半田付け。練習あるのみではありますが、細かいタイミングは、その場をよく観察しながらの指導が必要になります。
教育者は人を育てるのが仕事です。成長を共に喜ぶことが働き甲斐でもあると思います。そういった意味では、対面授業は、大きなメリットがあると思っております。


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