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[電子機器・検査器]

2024年08月12日

レーザー式温度計

レーザー式温度計 パリオリンピックが無事に終了しました。今月下旬にパラリンピックが開催されます。
日本でも歴代最高のメダル獲得。入賞しなかった選手も含め、全選手の健闘を称えたいと思います。
また、試合が終わればノーサイド。各国の選手にも拍手を送りたいと思います。

前回の東京オリンピック。世界的な問題を乗り越え、一年遅くなりましたが無事に開催。各国の選手に満足してもらえて、ホスト国として、純粋にうれしく思います。
一方、その原因となった惨事は、今形を変えて勢いを取り戻しているとのニュースも耳にします。被害が最小限になるよう祈るばかりです。
現在、病院やクリニックでも、受付で一秒検温が行われていて、その姿勢も安心して医療を受けることができます。

さて、前置きが長くなりましたが、本日の機器を紹介いたします。
CHINO( 株式会社チノー )
防水形ハンディ放射温度計 IP-67
CHINO社は、温度測定機器に定評があります。

簡単に温度を測ることできます。
測定範囲は、-40℃〜300℃。
非接触型ですので、1m先まで測れ、触れて火傷のリスクがある場所でも検温可能です。
この型番は測定に特化しています。防塵防砂、耐水耐衝撃の機能を持たされたバリエーションもあります。
この機器は工業製( 非民間用 )の製品ではありますので、高精度で民生品に比べれば安全性は落ちます。専門家が利用する機器なので、当然かと思います。
特にレーザー光線を利用しているため、発光場所を覗くことは失明の危険などがありますので、子どもの手の届かないところに保管し、注意しましょう。


この機器は、先に利用例として紹介した検温機器となります。
仕組みとしては、物体が発する赤外線を分析して温度に計算して、数値として表示します。
赤外線は、可視光( 人間が感知できる色の色 )の限度である「赤」より波長の長い波になります。人間が感知できないので、普通の目では確認することができません。
赤外線は、目には見えませんが、温度として感じることが多いと思います。
コタツやストーブ、魚オーブンや七輪など、熱を加える道具ではよく感じるのではないでしょうか?

蛇足となりますが、赤外線の反対側に、紫外線があります。可視光の波長の短い側の「紫」より波長の短い波になります。お肌の天敵である紫外線です。


閑話休題
テレビなどで、体温などを表現するためのサーモグラフィ( リアルタイムで温度を画像を表示する機器 )。この機器も同じグループとなります。
あと、思いつくものとしてリモコンなども挙げられます。可視光ではないので、目で見ることはできませんが、スマートフォンやデジタルカメラの受光面にリモコンからの信号を当てると、プレビュー画面で確認できる場合はあります。
リモコンが壊れた?と思った時には、試してみてはいかがでしょうか?

世の中には便利な道具がいっぱいあります。
上手に利用して、楽に、面白く制作しましょう!

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